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配信日時:2009年01月 30日07時30分
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平成の緑茶考。

あけましておめでとうございます。
知覧銘茶.com 担当の うえっぶ松(webmatu)といいます。! 
本日もどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、今回はお茶の持つ発癌抑制効果についてお話したいと思います。

 カテキンや茶葉の抽出物を用いた発癌抑制作用の研究は数多く、現在までに
皮膚、胃、小腸、十二指腸、大腸、膵臓、肝臓、乳房、肺(あるいは前立腺)
などで発癌抑制効果が、科学的に認識されています。

25年以上も前から日本人の死因第1位である癌。私たちヒトの癌の発生原因の
大半は生活環境因子にあり、悪性度、進展度等により実に多彩で患者も多様です。

癌は正常細胞のDNAに載っている癌遺伝子が遺伝子突然変異の結果暴れだしたり、
癌抑制遺伝子が壊れてしまう。あるいはその組み合わせによって、つまり癌遺

伝子、癌抑制因子などにみられる遺伝子異常が多段階に積み重なった結果、正常
細胞が癌細胞に変わる。

さらに癌細胞は無限に増殖を繰り返し、やがて浸潤や転移を起こし、その個体に
死をもたらす。遺伝子異常を引き起こす原因は生活習慣、生活環境が関係し、

とりわけタバコ、食事、感染症は重要な癌の要因であります。癌は発生と進展に
長い時間を要する慢性の病気であり、潜伏期間は20〜30年と考えられ、一般
には高齢者に多い。現在約60万人/年が癌になり、33万人が亡くなっている。

男性の2人に1人、女性の3人に1人が、1生のうち何らかの癌になると考えら
れている。癌での死亡数が多い部位順位は男性 肺→胃→肝臓→結腸→膵臓の順、

女性は胃→肺→結腸→肝臓→乳房の順で男女計では肺→胃→肝臓→結腸→膵臓と
なっている。結腸と直腸を合わせた大腸は3位にある。

癌の一次予防にはタバコ対策、食生活と運動、感染症対策が重要ですが、最も強
力であるべきタバコ対策は不徹底で男性44%、女性15%の喫煙率は先進国の2
倍となっています。

発癌の予防には、危険性を低減させるか、あるいは発症を遅延させる事が必要で、
幸い、私たちが、日常的に口にする、野菜や果物お茶には効果のある成分が、多
く含まれているのです。

特にお茶は消化管内における発癌物質の生成を抑制したり、体内に侵入してきた
発癌物質に抑制的に作用したり、DNAの修復を促進する効果が認められます。

そうです、毎日緑茶を飲んでいる人は、知らず知らずの内にその抑制効果の恩得
を受けている可能性は少なくないでしょう。

気軽に飲むだけで、健康になれる、癌に抑制効果がある飲み物は、お茶をおいて
他にあるでしょうか。

ですから食卓で、ペットボトルではない'リーフ茶'を飲めば飲む程、きっと日本
人の癌での死亡数が減ると考えるのは、わたしだけでしょうか。

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