平成の鹿児島茶を考える。
こんにちは。知覧銘茶.com 担当の うえっぶます(webmaster)と
いいます。!
よろしくお願い致します。
さて、今回はお茶の歴史についてチョットだけお話したいとお
もいます。
「茶を飲む」という喫茶の習慣は中国から渡来したようです。
平安時代の初期、遣唐使の留学僧が製品されたお茶を薬として、
持ち帰ったというのが、通説のようです。
最澄とか空海が、805・806年に書籍や経典と共にチャの種を持
ち帰ったという記録が、また、815年に嵯峨天皇が近畿地方に
チャの栽培を奨励したという記録が残っているようです。
これらの記録から少なくとも9世紀には「お茶を飲む」という
習慣も、植物のチャも日本に存在していたことになりますが、
不思議なことにこの後、約300年間、茶またはチャに関する記
録が、一切発見されていないそうです。
これは謎です。 かの源氏物語ゃ枕草子などの有名な平安時代の文献にも一切ない
また、シルクロードの歴史にも、マルコポーロの著述にも登場
しない、茶に関する記録が、残っていないというのです。(
あまりに生活に密着していたからかも?)
現在の世界の「チャ」の各地での発音は「チャ」or「テ」の
大きく二種類に分かれます。
2つとも中国語で、茶の事を表す発音で、中国語の「茶」は広
東語でcha(チャ)、福建語でte(て)となります。
日本へは、広東から北上して北京、朝鮮半島を経て(チャ=茶)
となりました。もっと北上してモンゴル、ロシヤ、チベット方面
です。
方や福建語のte(て)は主にヨーロッパへさらにマレー半島、
スリランカ、南インドこちらは海路を通じて東インド会社の交易
船によって広まったようです。
しかし製法は日本と中国では異なります。日本では茶は蒸(む)
して製品になりますが、中国では釜で炒(い)って製品にします。
すいませんチョットのつもりが長くなってしまいました。今回は
いにしえの「茶」を考えるにした方がよかったかも?。
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─* 緑茶と物、特別調査/添加物や原産地表示=農水省干*─
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2008年07月12日:朝刊 掲載 農林水産省は十一日、緑茶とアジやサバの干物について、正し
く添加物や原料原産地の表示がされているかを特別に調査すると
発表した。各品目ごとに約三千店で実施、DNAも検査する。
緑茶と干物は、加工食品の中で特別に原料原産地の表示が義務
付けられている食品群に当たる。
緑茶では、うま味成分が添加されていたのに、正しく表示されて
いない事例が発覚したことなどから、法令順守の状況を調べる必
要があると判断した。干物はDNA分析をすれば、どこの海域で
取れたかが分かり、産地偽装を見つける手掛かりになるという。
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─* 鹿児島茶の海外普及で農林水産大臣賞を受けたマークス・
ハステンプフルクさん*─
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2008年07月07日:朝刊 掲載]
鹿児島茶の海外普及で農林水産大臣賞を受けたマークス・ハステ
ンプフルクさん 鹿児島県内で栽培された日本茶の輸入・販売を
手がけて十六年、ドイツを拠点に販路拡大を続けてきた努力が「
日本食海外普及功労」と認められた。六月に若林正俊農相から賞
状を手渡され、「日本政府からの公式な表彰をいただけて本当に
光栄」と笑顔を見せた。
自然食品販売会社の社員だった一九九一年、ケルン国際食品見
本市に出展していた下堂園(鹿児島市)の茶に衝撃を受けた。独
特な味と香り、そして鮮やかな緑の水色—。「まさにマジ
ックウオーター(魔法の水)。一目で恋に落ちた」と振り返る。
翌年から下堂園との取引を始め、九八年には自ら下堂園の現地
法人「下堂園インターナショナル」代表に就任。折からの日本食
ブームの後押しもあり、自社ブランド「KEIKO」の名はアメ
リカやロシア、中東にまで広がった。それでも「欧米人にとって
、日本茶は中国茶などと同じ『緑茶』の一種。違いを分かる人は
まだ少ない」という。
日本茶をもっと身近に感じてもらうため、取り扱う商品はリー
フ(茶葉)だけに限らない。茶葉入りチョコレートなどの菓子類
販売のほか、ラテやカクテルといった新しいドリンクが作れる「
抹茶マシーン」の普及にも尽力、ファン層拡大に奔走している。
「日本茶は機能性が高いので、健康志向の強い欧米人の生活に
入り込む余地は十分ある」。コーヒーや紅茶が主流の欧州に、日
本茶喫茶の文化を根付かせる。そんな夢の実現に向け、各国を飛
び回る日々が続く。ドイツ・ディープホルツ在住、四十五歳。
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とりあへず篤姫の情報もまた載せて置きます。(webmaster)
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*「篤姫の時代展」/国宝49点、重文18点=九州国立博物館*
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国宝の「島津家文書」を中心に歴史を振り返る特別展「島津の
国宝と篤姫の時代—東京大学史料編纂所二十万点の世界」
が十二日、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で開幕する。八月
二十四日まで。
島津家文書をはじめ国宝四十九点、重要文化財十八点など計百
点を厳選公開する。東京以外で同編纂所(へんさんじょ)の特別
展が開かれるのは初めて。
展示は、(1)南九州を支配した島津家、篤姫を生み出した幕
末の薩摩藩と日本(2)古代以来、海外に対する交流の窓口であ
った九州(3)教科書にも登場する数多くの編纂所の名宝
—の三つのテーマに分けて紹介する。
島津家文書の中でも、「歴代亀鑑」は源頼朝や足利尊氏、織田
信長らの書を収めた逸品。篤姫関連では江戸城大奥の図面「大奥
向惣絵図」などを展示する。
開館時間は午前九時半—午後五時。月曜(七月十四、二
十一、八月十一日除く)と七月二十二日は休館。入場料は一般千
二百円、高大生九百円、小中生無料。問い合わせは050(55
42)8600。
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─* 最後に *─
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鹿児島はすでに梅雨も明け三番茶の適採が8月いっぱいまで続き
ます。 鹿児島の夏は暑いです。畑では乗用型の適採機にまたがり、
運転手は「ヒょー」「ヒょー」と山に向かって叫びながら、
お茶摘みします。 なぜかっていうと、「ヒょー」というと山が風を運んでくれ ます。それほど夏の鹿児島のお茶畑は暑いです。
(有)松崎製茶ホームページはこちらから
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http://www.chiranmeicha.com/tokucyo.htm
■ ご意見・ご要望がございましたらこちらから
http://www.chiranmeicha.com/goiken_goyobo.htm
今月も知覧茶をどうぞ宜しく。
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