鹿児島茶の特徴
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知覧茶を語る前に、鹿児島茶の実力をもっと理解して頂きたいと、思います。 ・(生産量) 荒茶生産量は23,300t(平成18年),全国シェア25.4%(平成18年) 茶栽培面積8,460ha(平成18年) 鹿児島茶の生産量は全国第2位!なんと全国の4分の一の荒茶は鹿児島県産のお茶です。 そのお茶を問屋や卸業者が仲買して再び火入れ・加工・ブレンドして小売りされます。 鹿児島県産のお茶はブレンド材料に有力な品種を保持しています。 ・(生産高) 生産高も全国第2位!本県の農業産出額は全国第2位。 (平成17年) 茶の農業産出額は302億円, ・日本一早い茶の産地! 南国の暖かい気候を利用して4月上旬から始まる新茶は、日本一早い新茶として有名です。 走り新茶として奄美大島の西之表市・南種子町より今年(平成19年)は3月26日ごろから始まっております ・一番茶から秋冬番茶までの幅広い生産! 機械化等による低コスト化により、一・二番茶だけでなく三・四番茶、秋冬番茶まで幅広く生産しています。 三番茶以降の生産量は全国の39.9%を占めます。 【茶期別荒茶生産量】 一番茶7,450t、二番茶6,860t、三番茶4,940t、四番茶1,330t、 秋冬番茶2,750t(平成18年) ・栽培品種のバランスのいい組み合わせ! 温暖な気候を生かし、早生から晩生品種まで、多用な品種を栽培していることから、摘採期間が長く、 様々なニーズにあったお茶を生産しています。 「やぶきた品種茶」の比率・・・鹿児島42%(平成16年), 「ゆたかみどり品種茶」の比率・・・鹿児島27%(平成16年), ブレンド材料等有力な品種を保持しています。 ・平坦地茶園率が高い! 鹿児島99.6%(平成17年) 全国56.9%(平成16年) 農業法人化が進み、大規模農家が多い! 1.0ha以上の茶農家・・・鹿児島55%,静岡29%(平成17年センサス) ・ 乗用型摘採機の利用率が高い! 鹿児島県では、平坦な茶園が多いことから機械化が進んでおり、これによって省力化・低コスト化が進んでいます。 【乗用型摘採機利用率】 鹿児島82% 全国34%(平成16年) 生産性が高い! ・ 10a当たり家族労働時間 鹿児島63時間,静岡108.4時間(平成15年) ・クリーンなかごしま茶づくり運動を推進! 平成5年から関係機関・団体一体となって取り組んでいます。 若手の後継者が多い! 鹿児島県内での平成10年〜17年の新規就農者・・・茶256人(毎年約30人) 茶の振興体制(組織)が確立している! 生産者団体、茶商、農協、行政、普及センター、茶試験研究の組織が一体となった取り組み 茶市場が大きく,共販率が高い! 取扱数量・・・鹿児島茶市場15,818トン(平成18年) 共販率・・・鹿児島67.9%(平成18年) ・「かごしま茶の安全・安心・信頼システム」! かごしま茶は、生産・加工・流通等の各段階で生産履歴情報を追跡できるようにするため、クリーンなかごしま茶づくり推進本部を中心に「お茶の生産履歴」を明らかにし、消費者に情報を開示します。 「さわやかな香りとコク」それは南国の自然の恵み! 本土最南端。豊かな自然と輝く太陽のもとに広がる大茶園から摘み取られた新芽は、新鮮でさわやかな香りとコクをはこびます。 ・豊かな自然と輝く太陽のもとに広がる大茶園から摘み取られた新芽は、新鮮でさわやかな香りとコクをはこびます。 緑色は濃く、ツヤがあり、形がよく揃っている。 若葉の新鮮な香りと、爽やかさがある。 味はふくよかで濃厚。うまみに 富む。 水色は濃く、ふかみがあり、きれい。 |